愛玉子(オーギョーチ)投稿者キャットさん

これは確か今から3ヶ月ほど前の出来事だったと記憶しております。

北海道には「ビィクトリアステーション」と言うレストランがありまして、
たまたまその日にそのレストランが目に入り
じゃー入ろうっかということになったわけです。

私たち親子は店員さんに言われるまま席を案内され
全員テーブルにつき、オーダーのメニュウーなんぞを持ってきてくれて
ウォーターなんぞも運ばれてきたわけです。

うちはなんとオーダーが決まらない人間が約2人いまして
男共二人してウダウダと迷っている次第です。
こっちは1分で決まるとこを5分もかけて決めるといった具合で、
しまいに私はキレそうになる気持ちを抑え
「やー、腹ペコで参った!」
とか皮肉を言っても気にしない態度にまた腹が立つ事しばしば〜〜

やっとの思いでオーダー完了させ、食事が運ばれて、
何事もなく時が流れて楽しい食事会って感じでありました。

息子(T君)が突然「デザートもう一つ食べたい!」
と言うのでメニューをまたまた拝見〜
おい、時間かけるなよ早く決めてくれ
(心の叫び、早く帰りたいんだからな〜頼むから即決めてくれい〜)

なんとその時の決める速さといったら珍しく家族もビックリ...(夫を除いて)

T君の目に止まったものは 愛玉子(オーギョォーチ)
と言うちょっと変わった名前のデザート...たぶん中国のものか?
とか家族で意見をいいあったが結局わからず〜

「じゃーT君〜自分でオーダーするんだよ!」

「うん、わかったよ!」

ウェートレスのおねえさんを待つ事約数秒後...

ウエ..「はい、なににいたしましょうか?」

T.君.「えーっと、あいたまご、かっこ、おーぎょーち、かっことじる、一つ!

???

ウエ...「かしこまりました!」

こんなオーダーの仕方に彼は意識などしていないはず。
確かに書いてある事をそのまま言えば
けして彼の言うことには間違いではないのであります。

そのあとウェートレスのおねえさん吹き出してしまい
笑いが止まらなくなってしまったわけです。

これは困った事をやらかしてしまったと(子供の恥は親の恥)
などとわけのわからないことわざを呟き

回りの人もきずいていたらしく穴があったら...なんて言っても遅い〜

それから私達のテーブルを通るたびニヤニヤするおねえさん・・・

なんともカッコ悪いやら楽しいやら・・・
当の本人は何もなかった顔してデザートをたいらげておりました。

その日私達親子は複雑な思いでレストランを後にしました

しばらくは別のところを探して食べようね、と言いお開きにしました。

以来未だにそのレストランには入っておりません〜
(あそこのスープ..おかわり出来て最高だったのに〜悔しいーー。)

おわり


熱ちぃっ!コメント

さすが!T君!お友達になりたい・・・
純粋で良いお子さんですね!
私も一人欲しいです(^^;

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