ゴキブリ

例によって、PCをいじっていたらお袋が
「ゴキブリ〜〜〜〜!!」っと悲痛な声で騒ぎ出した
なんで女性はみんなゴキブリやネズミで大騒ぎするのだろう・・・
引越してからまだ5日ほどしか経っていないが、出るところには出るのである

俺が引越初日の夜中にトイレにいったらすでにゴキちゃんが居た
無駄な殺生は好まないし、どうせトイレからは出られない。
このまま見逃してやろう(笑

本当は、ある事件をきっかけに俺は、虫すら殺せなくなってしまった(マジで)
まぁ必要であれば、殺すこともあるけど、基本的には目に見えて害がない限りは
だいたい放っておいてしまう

しかし、俺が見逃していたゴキブリをお袋が発見してしまったようだ
お袋は、ゴキちゃん撃滅スプレーを探して、バタバタしているが発見できず
引越完了直後なので、その手の物品がそろっていないのだ

やりたくは無いが、俺が処分するか・・・っと席を立った瞬間に

バシッ、バシッ、バシッ

新聞紙攻撃の音が・・・
お袋は、恐怖のあまりに強行策に出たらしい

引っ越したばかりの白い壁には、ゴキちゃんの体液が・・・
そして、床には砕けたゴキちゃんの残骸が転がっているという
いわゆる最悪の事態ってやつですかね?(笑


そんなことがあって、昔を思い出した


若い頃(?)は、ゴキブリを見ると喜び勇んで、殺虫スプレーと楊枝を持っていったものだ

え?楊枝を何に使うかって?

そんなのゴキを串刺しにするのに決まっているだろう!

スプレーで弱らせて、ひっくり返ってバタバタしているところへ
プスッっとやるわけです
タマに力加減を謝って、畳に固定してしまうこともありました

こうすることによって、ゴキちゃんは身動きが取れなくなるわけです
そのあと、ティッシュでくるんで、さらに殺虫スプレーを照射します
そして、点火するのです
殺虫スプレーの液体は、何故が良く燃えます

さらにちろちろ燃えている所へ、殺虫スプレーを照射します

ファイヤ〜〜〜! ボボボ〜

火炎放射器に早変わりです

ゴキちゃん火葬・・・・南無ぅ〜


さらにもっと昔のこと


もう10数年前に他界した、お婆ちゃんのことです
元気だった頃だから、すでに20年ほど前の事になると思います

たまたま、風呂場をのぞいたら、体長7cmほどのゴキブリが5匹もはい回ってました
どうやら、排水溝から出てきたようです
俺が「ゴキブリー!早くスプレーを・・・・」っと叫んだ瞬間
背後からお婆ちゃんがさっそうと現れました

そして、お婆ちゃん何も言わずに風呂場に突入し、ゴキブリ達を始末したわけですが
始末に要した時間約3秒!

ブチッ、ブチッ、ブチッ、ブチッ、ブチッ

音がする度にゴキちゃん昇天していきます
俺は、唖然としました。声も出なかったです

お婆ちゃんのゴキちゃん処分方法ですが・・・

手でつかんで頭をつぶしておりました・・・

お袋に質問したことがあります

俺「お婆ちゃんってさ、ゴキブリ殺す時に手でつぶすの?」
お袋「昔からそうだよ。私は出来ないけど」

もっとも有効で早い手段だとは、思うけど・・・

俺にもまねできません!


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